英文周辺資料

GHQ関係者個人文書

以下の個人文書はCCDに属するものではなく、1949年から1950年にかけてプランゲ文庫の資料がメリーランド大学に到着した数年後から、占領期のGHQ関係者より大学に寄付されたものです。

ジャスティン・ウィリアムス文書

Justin Williamsジャスティン・ウィリアムス・シニアは、1946年から1952年までSCAP民生局課長を務めました。ウィリアムスは占領下の日本の政治改革を積極的に指導し、中央政府、地方自治体、政党、全国選挙に関する事柄を監督していました。彼の主要な仕事は、新憲法下で国会が国権の最高機関として機能するようその制度と運営を確立すること、日本の政治と選挙の実態をマッカーサー元帥に報告すること、国会がSCAPの方針に合致する政策を制定しているかどうか確認することなどでした。

 ウィリアムス資料はマイクロ化されており、43リールのマイクロ資料はマッケルディン図書館1階の定期刊行物室で自由に閲覧できます。(請求記号MCKPER MFILM JQ1611.W56 1992)

 

ジョン・R・ハロルド文書

John Harold労使関係の民主化に関心を持っていたジョン・ハロルドは、SCAPの労働課の労使関係責任者代理として労使関係教育に熱意を持ってのぞみました。プランゲ文庫が所蔵するハロルドの個人メモ、書簡、報告、新聞切り抜き、通信、パンフレット、雑誌記事は、占領期の労働政策を鳥瞰する上で非常に重要な文書といえるでしょう。

ハロルド文書はマイクロ化されており、5リールのマイクロ資料はマッケルディン図書館1階の定期刊行物室で自由に閲覧できます。(請求記号MCKPER MFILM HD8726.5.H37 1998)

 

チャールズ・ケーディス文書

Charles KadesSCAPの民生局次長であったチャールズ・ケーディスは、1947年の日本国憲法制定にあたり憲法案を作成するなど指導的な役割を果たしました。プランゲ文庫ではケーディスが個人所蔵していた文書を保存しています。ケーディス文書は2部に分かれ、パートAは松本蒸治の明治憲法仮修正案(1946年1月4日付)に始まり、アメリカ国務省発行日本国憲法最終草案(1947年5月3日施行)および最終案にいたるまでの各種修正草案を含んでいます。英語版・日本語版の草案のほとんどがこのパートAに含まれています。パートBはメモ、委員会議事録、手紙、チェックシート、および日本国憲法に関する天皇の手紙を含んでいます。

ケーディス文書の複製版と索引はプランゲ文庫で閲覧できますが、事前の予約が必要です。(請求記号MCKPRG STACKS JQ1611.K23 1946)

 

上記のGHQ高官の個人文書以外にも、プランゲ文庫には戦前・占領期のATIS(連合軍翻訳通訳部局)資料、東京裁判資料、BCON(在日英連邦軍の日刊新聞)、SCAPの日軍事活動要約、米国爆撃調査団報告といった英文周辺資料が所蔵されています。これらの資料は他の機関にも所蔵されておりプランゲ文庫独自の資料ではありませんが、プランゲ文庫の重要な周辺資料を構成しています。

その他の寄贈資料

  • ケネス・E・コルトン文書

  • オーウェン・カニングハム文書

  • ロバート・P・シュスター写真集

  • アルバート・W・ヒルバーグABCC写真報告集 

  • ビーゲル氏寄贈資料

  • マーリン・J・メイヨー GHQ関係者へのインタビュー集(仮)

  • 植原悦次郎憲法草案