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ゴードン・W・プランゲ博士

ゴードン・W・プランゲは1910年7月16日にアイオワ州ポメロイで生まれました。アイオワ州立大学に学び、1937年に博士号を取得したのち、メリーランド大学で歴史学の教授として教鞭をとります。

1943年、プランゲ博士はメリーランド大学を休職しアメリカ海軍に入隊、1945年には占領軍の一員として日本へ赴任します。その後海軍の任期を終えてからも民間人として日本に滞在し、1946年から1951年までマッカーサー元帥の下で歴史課長・歴史室長を務めました。連合軍による日本メディアの検閲が 1949年に終了し、CCDが解体されることが決まると、残された資料の歴史的価値を見抜いたプランゲ博士は、機密扱いだったこれらの資料をメリーランド大学へと搬送できるよう手はずを整えました。資料は翌年大学に到着し、1978年9月15日、ゴードン・W・プランゲ文庫と命名されます。 命名式典は1979年5月6日に行われました。式典におけるプランゲ博士のスピーチ記録は、こちらをご覧ください。

プ ランゲ博士はアメリカに帰国後、1980年5月15日に亡くなる数カ月前までメリーランド大学で教壇に立ちつづけ、現在でもすばらしい教師として多くの卒業生たちの記憶に残っています。プランゲ博士はまた、著書『トラ トラ トラ』をはじめ、太平洋戦争に関連する研究でも高く評価されています。

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